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健康コラム

500字で読むクスリ

2021.03.08

頻繁にでる咳を軽いからと、あなどっていませんか?

  • ぜんそく

ぜんそくは子どもの病気だと思われがちですが、大人になってから発症が増え、小児ぜんそくの継続より多いのです。発症のピークは40歳代。しかも大人は咳が続いても「風邪が長引いている」「アレルギー体質ではない」といった思い込みから、受診を遅らせてしまうことがあるのです。ぜんそくは治療しないでよくなる病気ではありません。放置すると気道の炎症が進み、気道の内径が狭まり、空気が通りにくくなって呼吸困難に陥ることがあります。これが発作で、再発を繰り返すようになります。ぜんそくの代表的な症状は「頻繁な咳」。そして息を吐くときが苦しく、「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」といった特徴的な呼吸音がするようになると、重症化のサインです。

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